ことばの力

人間の声を心地よいものとして受け入れる事ができるようになる事。とても大切なことです。
一日中ガミガミと「早くしなさい!」「これしなさいっていったでしょ!」など言われ続けると、聞く力は育たないでしょう。
また、テレビ・パソコン・ゲームは、全て会話が成立しない世界です。長時間のメディア漬けは、聞く力を奪うでしょう。
昔、ラジオが主流だった頃は、耳からだけの情報でした。想像力を働かせながら、思い浮かべながら、話を聞きました。
話手も、聞く人につたえたい一心で、言葉を駆使していて、さすがアナウンサー!という感じでした。
今はテレビです。テレビでは言葉を軽んじている番組も多いです。
容姿をからかい笑う、馬鹿にして叩く、平気で汚い言葉を使う…。お笑い番組などではよくある光景です。
こういう日常にいては、気をつけていても実生活でも言葉を軽んじ、人を傷付ける言葉にも無神経になっていくと思います。
まず、大人がメディアとの接し方に気をつけてほしいと思います。
言葉は丁寧に、子どもに対しても大人に接するように気をつけて話したいものです。
子どもにはキレイなものをたくさん見せてあげて下さい。「きれいだね」って言って、一緒に見てください。
日常の中にあるキレイなものでいいのです。特別な場所にいく必要はありません。
鳥のさえずる声・葉音・虫の声…何でも気付いたら、子どもにも「きれいだね」って、一緒に喜んであげて下さい。
会話が少なくなってきている中で、ガミガミ言われるばかりではこどもは育ちません。
美しい言葉は、聞いていて心地良いです。子どもは言わなくても、それを望んでいます。
聞く力が育てば、相手を思いやる心が育つでしょう。想像力の欠如が人を傷付けるのです。聞くことは、想像力を刺激します。
美しいものを見て、「美しいね」って言って、話をたくさんしてください。

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