ツバメのたび 偕成社

ツバメのたび―5000キロのかなたから

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(2017/5/23 09:46時点)


「ツバメのたび-5000キロのかなたから-」は鈴木まもるさん作の絵本です。
この絵本は、ツバメと一緒に空を飛んでいるような気持ちにさせてくれます。空から見下ろした景色の描写が素晴らしく、ひとつひとつの町の違いに想像力がふくらみます。
春になると毎年、隣の家にはツバメがやってきます。今年もやってきて、3日前に卵が孵りました。4羽が誕生したようで、オスとメスが協力して雛に餌をあげています。まだ孵ったばかりで雛は大人しく、鳴き声も聞こえません。これからの成長が楽しみです。
ツバメが、5000キロも離れた東南アジアからやってきていたとは、この絵本に出会うまで知りませんでした。今の時期、ちょうどツバメが子育てしています。ツバメがどんな風に日本にやってくるかを知ると、普段何気なく見ていたツバメを見る目が変わるかもしれません。おすすめの絵本です。
絵本の文字数が少ないので、幼稚園年中くらいからおすすめです。メインは絵です。
小学生以上にもおすすめです。幼児期とはまた違った見方になると思います。ツバメの飛び方に注目したり、ツバメが飛んでくる地域が気になったり、ツバメの巣や卵の形に興味がでたり・・・一人一人違った視点で絵本を楽しむと思います。
絵本の楽しみ方は自由です。ですが、気を付けたいことは、絵本は教材ではありません。
絵本を読み終わって、感想を求めたり、本の意味や教訓を言うにはやめて下さい。
「あぁ~おもしろかったね!」ってあっさり終わりましょう。子どもは自分の力で本の意味を感じ取ったり、自分なりの感想を心の中で持っています。それをあれやこれやと、聞き出したり、言って聞かせたりすると、おもしろい絵本もつまらなくなってしまいます。
絵本は、親が子どもに読んであげる本です。小学校入学前でも、ひらがなカタカナ、読み書きできる子どもはたくさんいます。
けれど、ひらがなを読むことと物語を楽しんで読むことは、全くの別物です。「うちの子は一人で読めるから」とならないように気を付けてください。
絵本は、大人が子どものために読んであげてください。
本には、主人公が耐えたこと、頑張ったこと、嬉しかったこと、様々なことが詰まっています。そんなお話を聞くことは、生きる力になります。
絵本に書かれている言葉の数は少ないです。だからこそ、その言葉ひとつひとつは選び抜かれています。
そんな素敵な絵本を、大好きなお母さんやお父さんに読んでもらえるって、幸せなことだと思います。
子どもが大きくなってしまうのはあっという間です。どうかお子さんが小さいうちにたくさんの絵本を読んであげて下さい。

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