君たちはどう生きるか   マガジンハウス

君たちはどう生きるか

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『君たちはどう生きるか』は吉野源三郎さん作の本です。
世界一受けたい授業というテレビ番組(2017年10月放送)で、漫画版の『君たちはどう生きるか』が紹介されていたのをきっかけに興味を持ち、漫画版を買おうかなぁと考えていたら、母から小説版をプレゼントされて読むこととなりました。
漫画版を読んでいない私ですが、この本は小説版の方がおもしろいと思います。漫画と小説の好き嫌いは人それぞれですが、きめ細やかな描写がとても良い作品なので、登場人物たちの心情を理解するには小説版が分かりやすいと思いました。
このお話の中で、おじさんがコペル君に書いたノートが出てきます。おじさんはコペル君に生きていくうえでの大切なことを教えてくれます。
私は自分の小中高時代を振り返って、母や父から生きるヒントを得た記憶がありません。もちろん生活させてくれ、学校に行かせてくれ、たくさん優しくしてくれました。ただ、話を聞いてくれない、私が一方的に話しかけているだけっていう感じの両親でした。それでも、私は本当に辛いことが起こったら、号泣して派手に悲しがり母に助けを求めるタイプでしたので、そんな時はすごく支えになってくれました。私の母はそれくらいアピールしないと、気付かないタイプの人だったようです。なので、大人しかった姉や兄の辛さには鈍感でした。
コペル君のおじさんのような人がいればどんなに良かったろう、と思いました。母は私にこの本をプレゼントしてくれた時、「みんなが子どもの時に何もしてあげれなくてごめんね。本当に、何にもしてあげられなかった。」と言っていました。
励ましてくれたり、間違いを教えてくれたり、どう生きていくか考えさせてくれたり。そんな大人が近くにいる子どもは幸せです。
何でも話ができるっていうのは大切な事です。コペル君はおじさんに何でも話をしているし、おじさんんもしっかりと受け止めてノートを残しています。
この本の中で、「心を動かされたことから出発して、その意味を考えてゆく」という言葉がでてきます。本の前半に出てくる言葉ですが、私はハッとさせられました。今まで、嬉しかったり悲しかったり、動揺していたり、そんな時の自分の心にじっくりと向き合って考えたことがあっただろうか。そんな風に思いました。
自分の心の動きを自分でよく考えてみる。
これをやってみると、自分という人間がどんな人間でどう生きていくのか、を知る手助けをしてくれると思います。私のような大人になってからではなく、小学5,6年生からこれができると良いと思います。中学を卒業するまでにぜひ読んでほしい一冊です。


コメント

  1. senri32 より:

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    熊本に嫁いだ娘に2番目が宿りました。報告まで。

  2. 上田 より:

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    おめでとうございます!これから楽しみが増えますね(^^)